桜の下で

老後生活日記です

子供の頃から若い頃まで本読むのが好きでした。

若い頃まで? 具体的に言うと30歳ころまででしょうか

それから徐々に読まなくなってきました。仕事が忙しくなったり色々理由は考えられるのですが

本は昔からもっぱら文庫本専門です。

ハードカバーは殆ど買ったことがありません。理由はもちろん値段です

文庫本300円くらいの時代 ハードカバーは1000円以上しましたので。

もちろん新刊はすぐに文庫にはなりません。売れてから数年後でしょうか文庫になるのは。

それくらいは平気で待っておりました

でもたまに文庫本にならなくて読みたいのがあったりとかして。

そういうときは図書館ですね

はい どこまでもケチンボな私です

 

私の成長過程のどこでケチンボになったのか?はわかりませんが一つ鮮明に覚えている事がありまして

カップラーメンが初めて出たときのことです

父がテレビのコマーシャルか何かを見て言ったこと

「袋ラーメンは35円 それを入れ物に入れただけで100円 もったいないね うちでインスタントラーメン作って食べれば3回食べられる」

いかにも大正生まれで赤貧の家庭で育った父だけのことはあります

この一種の原価計算が私のケチンボ思考の基本にあるようです

いま新刊本を買えば1000円 数年待てば300円

ビジネスの世界では一番惜しむのは時間ですが

数年の時間が惜しいとは思わないのですね 私は