注腸のお話(大腸炎)
なんか気軽の始めたこのブログ。割と続いているので自分でもびっくり
適当なこと書き散らしているだけですので、たまたま来ていただいた方が読んでがっかりされるのは誠に申し訳ありません
今日は
注腸のお話 潰瘍性大腸炎の話なので興味のない方はスルーしてください
注腸とは腸に注入するお薬のこと 液体の座薬と言っても当たってます
私なこの病気になるまでその存在を知らなかったので初めて見たときはかなり驚きました。
「座薬を出しておきますね」とドクターに言われたので例の小指サイズの塊を想像していたら銀のフィルムに包まれた握りこぶし縦に2つ重ねたくらいの巨大サイズが届きましてね。
そうそう、このお薬めったに需要がないのとサイズが規格外なのとで処方箋薬局に出すと後日宅急便で送られてくるのですよ。
それで銀のフィルムを開けるとノズルの付いた小型の点滴みたいなのが現れました
このノズルを肛門から入れて点滴の部分を握りしめると薬剤が注入されるというわけ
言葉で書くと簡単なんですが、やってみると熟練の業が必要となります
まず液体が溢れます。 早々簡単に入ってくれません
仕方がないので介護用の尿もれシートみたいなものを用意して敷いております
次に最も厄介なのは「冷たい液体を直腸へ注入する」わけですので当然便意が起こります。これかなり強烈です
浣腸しているようなものですものね
なるべく我慢しなければならないのですが最初の頃は注入後脂汗流して我慢して、我慢しきれずにトイレに駆け込むことも多々ありました
せっかく苦労して入れたのに即出してしまってはなんにも成りません
そこで色々と工夫しました
まず温めました 冷たいものが入るだけで刺激になりますのでお湯で少し温めてから使うようにしました
次に入れるときは寝る前として、入れたらそのまま寝てしまうようにしました。
やはり縦になると薬が下部へ貯まるのか便意が来るようです
次に「一度に全部入れる」ことにこだわらなくしました。 行けそうなところまで入れたらそこでおしまい
残りは翌日の昼寝前でもいいやというようなものです
半分も入れば上等と考えると少し気が楽になります
そんなこんなをはや3年 もはやだいぶなれまして失敗することはほぼ無くなりました
最初は毎日だったものが今は一日置き
いつか使わなくても良くなる日が来るのでしょうか