桜の下で

老後生活日記です

逆上がり

テレビは殆ど見ないのですがたまに見ることがあるので受信料は払っております

今どきのネトフリやアマプラなどのサブスク放送からすると

全く高い受信料には全然納得してはいませんけれど

一番納得出来ないのが

 テレビを設置したら必ず受信契約を結ばなくてはならない

ということ

年金や国保と同じで選択の自由がない税金もどきなところが気に入りませんね

まったく

 

それでこないだたまに見た番組で「なぜ小学校で逆上がりをするのか」言うのをやっていましてね

答えは 「努力すればみんなできることを経験する」なんだそうですよ

他にも色々行ってましたけれど、要約するとまぁそんな感じ

でもって番組では逆上がりのできない小さな女の子を専門家が指導してできるようになるまでやって

 やったー!できた!

とハッピーエンドで終わるわけです

まいど変わらない安っぽい作りですな

 

しかしですね 私この番組を見て大いに納得できることがありました

 努力する→成功する→自信をつける

この普遍的なうざったい流れ

これって逆もあるわけですよ

まさに私はこの真逆を行ったわけですね

 

私は逆上がりができません

今でもおそらくできないと思います(鉄棒なんて半世紀以上触っていないのですけど)

小学校の時、体育の授業で逆上がりやらされました

大方の人はできたのに私はできませんでした

それで悔しいですので小学生なりに色々と努力しました 練習もしました

でも結局できませんでした

鉄棒の授業の最後にできない人だけ前に出てやらされて

できるまでやれとか言われて 結局最後までできない数人に私はいました

クラスメイトにはバカにされるし

先生にはなんでできないのか? みたいな顔されるし

悔しさと惨めさをハッキリ覚えております

テレビみたいに専門家が手取り足取り教えてくれればできたのかもしれません

でも

その頃の体育の授業なんて先生が見本を見せて、あとはかってに練習せい!でしたよ

 

その結果私が心に深く刻んだのは

 努力は実を結ばないこともある 実を結ばなければただの時間の無駄

 勝負は自分の得意分野ですること 

 不向きなことは努力しても無駄だからさっさと諦めたほうが身のため

この教訓というかトラウマはその後の私の人生を大きく変えたと思っております

まさに「教育は人生を変える」でしたね ハハハ

 

私は運動が苦手ですし見るのも好きではありません

この原因を遡ればまさに「小学校の逆上がりの時間」にたどり着くのです