桜の下で

老後生活日記です

肺炎で入院したこと

こないだまでの気温30度超えは何処へやら

今日は寒いくらいの気温で一日中しとしと雨でした。

気温の変化がこんなに急ですと体調が心配になりますね

 

10年くらい前ですが肺炎で入院したことがあります。

アレルギーによる過敏性肺炎という診断でしたが、なんとも不思議な体験でした

最初は40度近い発熱で近くの開業医さんで風邪薬を頂いて来ました

幸い熱はすぐに下りまして、やれやれ治ったかと思ったのもつかの間

実に変な症状が出てきます。

最初は「症状」という認識もあまりまかったくらいです。

普通に安静にしている時はなんの問題も有りません。

ちょっと負荷のかかった行動を取ると息が切れます。

負荷のかかった行動と言ってもちょっと歩いただけでも息が切れます。

歩き時は問題有りません。50mも歩くとハァハァゼイゼイとなります。

なんだろこれは?と思って今度は呼吸器専門の先生に診ていただきました。

レントゲンを取ると何やら難しい顔で

「とりあえず大きな病院紹介するので、そちらで診てもらって」と言われました

大学病院で診ていただくと「とりあえず入院しよっか」となりました

入院?そんなに悪いですか?歩くとハァハァいうだけで?

正直かなり疑問でした。息が切れる以外はなんの問題もないのです。

最近有名になったパルスオキシメーターで血液中の酸素濃度を測ると92です

コロナで随分と解説されたので有名になりましたけれど、その時はそれが何を指しているのかさっぱりわかりませんでした。

それで最初に肺内視鏡で見ると、肺の中が粘液でびっちりだと言われました。

何らかのアレルゲンに反応して肺炎を起こしていたのです。

肺炎というと高熱が続くとか咳や痰がひどいとか言うイメージだったのですが

そんな症状は全然ありませんでした。

結局一月入院しました。

この症状って実はコロナの初期症状にそっくりなんですよね。

発熱していないからコロナに感染していないとは言い切れません。

感染と発症は違います。

そこらを普通に歩いている熱も咳もない人でもコロナの保菌者はたくさんいると思います。

発熱しない肺炎もあります。それを知っているだけにコロナは怖くて仕方が有りません。

息ができない苦しさはもう二度と経験したくはないものです。